Coolify を動かすVPSの選び方と料金比較
Coolify は、自分のVPSを Heroku や Vercel のように使えるデプロイ基盤です。開発元の最小要件は 2GB で、国内VPSにもテンプレートがあります。料金と、立ち上げ直後に必ずやることを公式情報から整理しました。
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必要なメモリ
2GB最小4GB推奨
テンプレートがある国内VPS
2社
ConoHa VPS、シンVPS
月額の目安(2GBプラン・1か月契約)
770円から
いちばん安いのは KAGOYA CLOUD VPS
Coolify に必要なメモリとスペック
開発元の文書は CPU 2コア・メモリ 2GB・ディスク 10GB を必要としています。ConoHa のテンプレートは最小 2GB・推奨 4GB以上、ディスク 30GB以上としています。
| 基準 | メモリ | 出どころ |
|---|---|---|
| 最小 | 2GB | Coolify 公式ドキュメント、ConoHa ドキュメント |
| 推奨 | 4GB |
国内VPSの料金比較(Coolify が動くプラン)
Coolify の必要メモリを満たすいちばん小さいプランを、事業者ごとに並べています。順番は、更新後も続く料金の安い順です。
最小構成(メモリ 2GB 以上)
| 事業者 | 該当プラン | 1か月契約 | 12か月契約 | テンプレート |
|---|---|---|---|---|
| KAGOYA CLOUD VPS | 2GB / 2コア / 200GB | 770円 | 715円 | 確認できず |
| シンVPS | 2GB / 2コア / 50GB | 1,040円 | 990円 | あり |
| ConoHa VPS | 2GB / 3コア / 100GB | 1,259円初回 1,007円 | 980円初回 774円 | あり |
| ABLENET VPS | 2GB / 2コア / 40GB | 1,476円初回 1,234円 | 1,130円初回 968円 | 確認できず |
| さくらのVPS | 2GB / 3コア / 100GB | 1,738円 | 1,594円 | 確認できず |
| XServer VPS クラウド | 4GB / 4コア / 50GB | 2,480円 | 2,068円 | 確認できず |
| XServer VPS | 新規受付を停止中(状況) | |||
推奨構成(メモリ 4GB 以上)
| 事業者 | 該当プラン | 1か月契約 | 12か月契約 | テンプレート |
|---|---|---|---|---|
| KAGOYA CLOUD VPS | 4GB / 4コア / 600GB | 1,760円 | 1,617円 | 確認できず |
| シンVPS | 4GB / 3コア / 50GB | 1,800円 | 1,650円 | あり |
| ABLENET VPS | 4GB / 3コア / 80GB | 2,167円 | 1,706円初回 1,536円 | 確認できず |
| ConoHa VPS | 4GB / 4コア / 100GB | 2,189円初回 1,752円 | 1,791円初回 1,415円 | あり |
| XServer VPS クラウド | 4GB / 4コア / 50GB | 2,480円 | 2,068円 | 確認できず |
| さくらのVPS | 4GB / 4コア / 200GB | 3,520円 | 3,227円 | 確認できず |
| XServer VPS | 新規受付を停止中(状況) | |||
- 料金は税込の月額で、2026年10月6日に各社の公式ページで確認したものです。12か月契約は、まとめて払う金額を1か月あたりに換算しています。
- 「初回」と添えてある金額は初回契約時だけの割引価格で、大きい数字が更新後も続く料金です。
- 契約の種類(公式ページのどのタブの数字か)と全プランは、受付状況と料金に事業者ごとに書いています。
テンプレートがある事業者と、その違い
テンプレートは、申し込み時に選ぶだけで Coolify が入った状態のサーバーが立ち上がる仕組みです。同じ「テンプレートあり」でも、条件と最初の手間は事業者で違います。
| 事業者 | 利用条件 | 独自ドメイン | 作成直後の状態 |
|---|---|---|---|
| ConoHa VPSスタートアップスクリプト「Coolify」 | Ubuntu 24.04。最小 2GB・推奨 4GB以上、ディスク 30GB以上 | 不要(IPアドレスでも始められる) | インストール後すぐにアクセスできる状態で起動。直ちに管理者アカウントを作る |
| シンVPSアプリイメージ「Coolify」 | 2GBプラン以上 | 確認できず | 申し込み後に自動でインストール |
ConoHa とシンVPS のテンプレートの違い
ConoHa VPS: 起動直後からHTTPSでアクセスできる
- 作成直後: ほかの多くのテンプレートと違い、Coolify はすぐにアクセスできる状態で起動します。そのぶん、管理者アカウントを直ちに作る必要があります。
- 証明書: Traefik v3 と Let's Encrypt で、HTTPS の証明書を自動で取得・管理します。
- ドメイン: 初回のセットアップで、ドメイン名かIPアドレスを指定します(自動で検出された値が提示されます)。
- 通信の許可: 8000番(初回アクセス)、80番、443番のほか、6001番と 6002番(Web ターミナルなど)を使います。
- メモリ: 最小 2GB、推奨 4GB 以上。ディスクは 30GB 以上です。
シンVPS: 2GB プランから
- プラン: 2GB プラン以上で利用できます。
- 詳細: ドメインの要否と作成直後の状態は、公式ページで確認できていません。
サーバーの大きさの決め方
Coolify 自体は 2GB で動きますが、その上に載せるアプリの分のメモリとディスクが別に要ります。
- 開発元の例: 公式ドキュメントには、メモリ 4GB・2 vCPU・ディスク 40GB のサーバーで、平均 2.6GB のメモリを使いながら、静的サイト16個、API サービス9個などを動かしている例が載っています。
- ビルドも同じサーバーで行う場合: ConoHa のドキュメントは、リソースの使用量が高くなる可能性があるとして、スワップ領域の有効化やサーバーのアップグレードを検討するよう案内しています。
- ディスク: Docker のイメージ、データ、バックアップの分として、要件より余裕を持たせます。
始める前に知っておくこと
- 管理者アカウントを最初に作る: 起動直後は誰でもアクセスできる状態です。インストールが終わったら、ほかの作業の前に管理者アカウントを作ってください。
- 似たツールとの違い: 同じ用途の Dokploy は、ConoHa のテンプレートでは停止した状態で作られ、Docker Swarm を基盤にしています。ConoHa のドキュメントによると、Coolify は 280種以上のサービスをワンクリックで入れられ、Dokploy は Docker Swarm を基盤にしています。
よくある質問
- Coolify はメモリ何GBのVPSで動きますか?
- 開発元の文書は CPU 2コア、メモリ 2GB、ディスク 10GB を必要としています。ConoHa VPS のテンプレートは最小 2GB、推奨 4GB 以上、ディスク 30GB 以上としています。
- Coolify のテンプレートがある国内VPSはどこですか?
- 当サイトで確認できたのは ConoHa VPS とシンVPS の2社です。
- 独自ドメインがなくても使えますか?
- ConoHa VPS のテンプレートでは、ドメイン名またはIPアドレスを指定して起動できます。
- 立ち上げたあと、最初に何をすればよいですか?
- 管理者アカウントの作成です。ConoHa のテンプレートはインストール後すぐにアクセスできる状態で起動するため、ドキュメントは直ちに管理者アカウントを作るよう強く求めています。
- 複数のアプリを載せるなら何GB必要ですか?
- ConoHa のドキュメントは、複数のアプリを配置する場合はより高いスペックを推奨し、ビルドも同じサーバーで行う場合はスワップ領域の有効化やサーバーのアップグレードを検討するよう案内しています。開発元の文書には、4GB のサーバーで平均 2.6GB を使いながら複数のサイトとアプリを動かしている例が載っています。
このページについて
このページは、開発元と各VPS事業者の公式ページに書かれている内容を整理したものです。当サイトでの動作検証はまだ行っていません。実際に動かして測った結果は、検証が終わり次第このページに反映します。