n8n を動かすVPSの選び方と料金比較

n8n を自分のサーバーで動かすなら、メモリ 2GB 以上のVPSが目安です。国内VPSのテンプレート対応と料金、ドメインまわりの条件の違いを、公式情報から整理しました。

料金の最終確認
2026年10月6日
検証
公式情報ベース

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必要なメモリ

2GB最小4GB推奨

テンプレートがある国内VPS

3社

ConoHa VPS、シンVPS、ABLENET VPS

月額の目安(2GBプラン・1か月契約)

770円から

いちばん安いのは KAGOYA CLOUD VPS

n8n に必要なメモリとスペック

ConoHa のテンプレートは最小 2GB・推奨 4GB以上。シンVPS のアプリイメージは 2GB プラン以上が条件です。

基準メモリ出どころ
最小2GBConoHa ドキュメント、シンVPS アプリイメージ一覧
推奨4GB

国内VPSの料金比較(n8n が動くプラン)

n8n の必要メモリを満たすいちばん小さいプランを、事業者ごとに並べています。順番は、更新後も続く料金の安い順です。

最小構成(メモリ 2GB 以上)

事業者該当プラン1か月契約12か月契約テンプレート
KAGOYA CLOUD VPS 2GB / 2コア / 200GB 770円 715円 確認できず
シンVPS 2GB / 2コア / 50GB 1,040円 990円 あり
ConoHa VPS 2GB / 3コア / 100GB 1,259円初回 1,007円 980円初回 774円 あり
ABLENET VPS 2GB / 2コア / 40GB 1,476円初回 1,234円 1,130円初回 968円 あり
さくらのVPS 2GB / 3コア / 100GB 1,738円 1,594円 確認できず
XServer VPS クラウド 4GB / 4コア / 50GB 2,480円 2,068円 確認できず
XServer VPS 新規受付を停止中(状況)

推奨構成(メモリ 4GB 以上)

事業者該当プラン1か月契約12か月契約テンプレート
KAGOYA CLOUD VPS 4GB / 4コア / 600GB 1,760円 1,617円 確認できず
シンVPS 4GB / 3コア / 50GB 1,800円 1,650円 あり
ABLENET VPS 4GB / 3コア / 80GB 2,167円 1,706円初回 1,536円 あり
ConoHa VPS 4GB / 4コア / 100GB 2,189円初回 1,752円 1,791円初回 1,415円 あり
XServer VPS クラウド 4GB / 4コア / 50GB 2,480円 2,068円 確認できず
さくらのVPS 4GB / 4コア / 200GB 3,520円 3,227円 確認できず
XServer VPS 新規受付を停止中(状況)
  • 料金は税込の月額で、2026年10月6日に各社の公式ページで確認したものです。12か月契約は、まとめて払う金額を1か月あたりに換算しています。
  • 「初回」と添えてある金額は初回契約時だけの割引価格で、大きい数字が更新後も続く料金です。
  • 契約の種類(公式ページのどのタブの数字か)と全プランは、受付状況と料金に事業者ごとに書いています。

テンプレートがある事業者と、その違い

テンプレートは、申し込み時に選ぶだけで n8n が入った状態のサーバーが立ち上がる仕組みです。同じ「テンプレートあり」でも、条件と最初の手間は事業者で違います。

事業者利用条件独自ドメイン作成直後の状態
ConoHa VPSスタートアップスクリプト「n8n」 Ubuntu 24.04。最小 2GB・推奨 4GB以上 不要(初期のホスト名でHTTPS可) サービス停止中。SSHで接続して起動する
シンVPSアプリイメージ「n8n」 2GBプラン以上 必要(サブドメインに限る) 申し込み後に自動でインストール。セットアップ手順はマニュアルに記載
ABLENET VPSセットアップツール「n8n」 アプリ別の起動イメージ(Ubuntu 24.04 LTS)を選ぶ。推奨プランは L3(8GB) 不要(割り当てられるホスト名、または独自ドメイン。SSL は Let's Encrypt) SSHで接続してセットアップ用のコマンドを実行する。インターネットに公開された状態で入るので、導入後に認証・パスワードを設定する

ConoHa とシンVPS のテンプレートは何が違うか

n8n のテンプレートがあるのは ConoHa VPS とシンVPS です。差が出るのは、ドメインの条件です。

ConoHa VPS: ドメインなしで始められ、証明書も自動

  • ドメイン: 最初に割り当てられるホスト名でHTTPS通信ができます。独自ドメインは後から設定できます。
  • 証明書: 同梱の Caddy が Let's Encrypt の証明書を自動で取得し、更新します。手作業は要りません。
  • 作成直後: 安全のため、n8n は停止した状態で作られます。SSHで接続して起動し、ブラウザで管理者アカウントを作ります。
  • 通信の許可: セキュリティグループで 80番(必須)と 443番(推奨)のポートを許可します。

シンVPS: サブドメインの準備が要る

  • ドメイン: ドメインの準備が必要です。ルートドメインでは使えないため、「n8n.example.com」のようなサブドメインを用意します。
  • プラン: 2GB プラン以上で利用できます。
  • 通信の許可: パケットフィルターの設定が必要です。

ABLENET VPS: セットアップ用のコマンドで入れる

  • 入れ方: 管理画面で n8n 用の起動イメージを選んでサーバーを初期化し、SSHで接続してセットアップ用のコマンドを実行します。
  • ドメイン: 割り当てられるホスト名か、独自ドメインを使います。SSL証明書は Let's Encrypt です。
  • 推奨プラン: 公式の手順ページは L3(メモリ 8GB) を推奨プランとしています。
  • 導入後: インターネットに公開された状態で入ります。導入後すぐに、認証とパスワードを設定する必要があります。
  • 試用: 10日間の無料お試しがあります。

KAGOYA・さくらのVPS: テンプレートは確認できず

この2社では、n8n のテンプレートを確認できていません。料金を優先して選ぶ場合は、Docker を自分で入れて、開発元の手順で導入することになります。

始める前に知っておくこと

  • メモリは使い方で変わる: 何もしていないときは約 100MB でも、大量のデータを扱うワークフローでは大きく増えます。迷ったら推奨の 4GB を選びます。
  • アップデート前にバックアップ: ConoHa のドキュメントは、アップデートの前に必ずデータをバックアップするよう案内しています。
  • ライセンス: n8n は「Sustainable Use License」で提供されています。事業で使う場合は、条件を開発元のページで確認してください。

クラウド版とセルフホストの違い

n8n のクラウド版は、月ごとのワークフロー実行回数で料金が決まります。

クラウド版のプラン月額(年払い)ワークフロー実行
Starter20ユーロ月 2,500 回
Pro50ユーロ月 10,000 回

クラウド版の内容は、2026年10月6日に n8n の料金ページで確認したものです。セルフホストでかかるのはVPS代で、アップデートとバックアップは自分で行います。

よくある質問

n8n はメモリ何GBのVPSで動きますか?
ConoHa VPS のテンプレートは最小 2GB、推奨 4GB 以上としています。シンVPS のアプリイメージも 2GB プラン以上が条件です。
n8n のメモリ使用量はどのくらいですか?
ConoHa のドキュメントによると、何もしていないときは約 100MB ですが、ワークフローの複雑さと扱うデータの量で大きく変わります。大量のデータを処理するなら、推奨の 4GB 以上が目安です。
n8n を動かすのに独自ドメインは必要ですか?
事業者によります。ConoHa VPS のテンプレートは、最初に割り当てられるホスト名でHTTPS通信ができます。シンVPS のアプリイメージはドメインが必要で、ルートドメインは使えず、サブドメインを用意する必要があります。
SSL証明書の更新は自分で行う必要がありますか?
ConoHa VPS のテンプレートでは不要です。同梱の Caddy が Let's Encrypt の証明書を自動で取得し、自動で更新します。
クラウド版とセルフホストはどう違いますか?
クラウド版は月ごとのワークフロー実行回数で料金が決まります。スタータープランは年払いで月20ユーロ、実行回数は月 2,500 回です。セルフホストはVPS代がかかり、アップデートとバックアップは自分で行います。

このページについて

このページは、開発元と各VPS事業者の公式ページに書かれている内容を整理したものです。当サイトでの動作検証はまだ行っていません。実際に動かして測った結果は、検証が終わり次第このページに反映します。

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