n8n を動かすVPSの選び方と料金比較
n8n を自分のサーバーで動かすなら、メモリ 2GB 以上のVPSが目安です。国内VPSのテンプレート対応と料金、ドメインまわりの条件の違いを、公式情報から整理しました。
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必要なメモリ
2GB最小4GB推奨
テンプレートがある国内VPS
3社
ConoHa VPS、シンVPS、ABLENET VPS
月額の目安(2GBプラン・1か月契約)
770円から
いちばん安いのは KAGOYA CLOUD VPS
n8n に必要なメモリとスペック
ConoHa のテンプレートは最小 2GB・推奨 4GB以上。シンVPS のアプリイメージは 2GB プラン以上が条件です。
| 基準 | メモリ | 出どころ |
|---|---|---|
| 最小 | 2GB | ConoHa ドキュメント、シンVPS アプリイメージ一覧 |
| 推奨 | 4GB |
国内VPSの料金比較(n8n が動くプラン)
n8n の必要メモリを満たすいちばん小さいプランを、事業者ごとに並べています。順番は、更新後も続く料金の安い順です。
最小構成(メモリ 2GB 以上)
| 事業者 | 該当プラン | 1か月契約 | 12か月契約 | テンプレート |
|---|---|---|---|---|
| KAGOYA CLOUD VPS | 2GB / 2コア / 200GB | 770円 | 715円 | 確認できず |
| シンVPS | 2GB / 2コア / 50GB | 1,040円 | 990円 | あり |
| ConoHa VPS | 2GB / 3コア / 100GB | 1,259円初回 1,007円 | 980円初回 774円 | あり |
| ABLENET VPS | 2GB / 2コア / 40GB | 1,476円初回 1,234円 | 1,130円初回 968円 | あり |
| さくらのVPS | 2GB / 3コア / 100GB | 1,738円 | 1,594円 | 確認できず |
| XServer VPS クラウド | 4GB / 4コア / 50GB | 2,480円 | 2,068円 | 確認できず |
| XServer VPS | 新規受付を停止中(状況) | |||
推奨構成(メモリ 4GB 以上)
| 事業者 | 該当プラン | 1か月契約 | 12か月契約 | テンプレート |
|---|---|---|---|---|
| KAGOYA CLOUD VPS | 4GB / 4コア / 600GB | 1,760円 | 1,617円 | 確認できず |
| シンVPS | 4GB / 3コア / 50GB | 1,800円 | 1,650円 | あり |
| ABLENET VPS | 4GB / 3コア / 80GB | 2,167円 | 1,706円初回 1,536円 | あり |
| ConoHa VPS | 4GB / 4コア / 100GB | 2,189円初回 1,752円 | 1,791円初回 1,415円 | あり |
| XServer VPS クラウド | 4GB / 4コア / 50GB | 2,480円 | 2,068円 | 確認できず |
| さくらのVPS | 4GB / 4コア / 200GB | 3,520円 | 3,227円 | 確認できず |
| XServer VPS | 新規受付を停止中(状況) | |||
- 料金は税込の月額で、2026年10月6日に各社の公式ページで確認したものです。12か月契約は、まとめて払う金額を1か月あたりに換算しています。
- 「初回」と添えてある金額は初回契約時だけの割引価格で、大きい数字が更新後も続く料金です。
- 契約の種類(公式ページのどのタブの数字か)と全プランは、受付状況と料金に事業者ごとに書いています。
テンプレートがある事業者と、その違い
テンプレートは、申し込み時に選ぶだけで n8n が入った状態のサーバーが立ち上がる仕組みです。同じ「テンプレートあり」でも、条件と最初の手間は事業者で違います。
| 事業者 | 利用条件 | 独自ドメイン | 作成直後の状態 |
|---|---|---|---|
| ConoHa VPSスタートアップスクリプト「n8n」 | Ubuntu 24.04。最小 2GB・推奨 4GB以上 | 不要(初期のホスト名でHTTPS可) | サービス停止中。SSHで接続して起動する |
| シンVPSアプリイメージ「n8n」 | 2GBプラン以上 | 必要(サブドメインに限る) | 申し込み後に自動でインストール。セットアップ手順はマニュアルに記載 |
| ABLENET VPSセットアップツール「n8n」 | アプリ別の起動イメージ(Ubuntu 24.04 LTS)を選ぶ。推奨プランは L3(8GB) | 不要(割り当てられるホスト名、または独自ドメイン。SSL は Let's Encrypt) | SSHで接続してセットアップ用のコマンドを実行する。インターネットに公開された状態で入るので、導入後に認証・パスワードを設定する |
ConoHa とシンVPS のテンプレートは何が違うか
n8n のテンプレートがあるのは ConoHa VPS とシンVPS です。差が出るのは、ドメインの条件です。
ConoHa VPS: ドメインなしで始められ、証明書も自動
- ドメイン: 最初に割り当てられるホスト名でHTTPS通信ができます。独自ドメインは後から設定できます。
- 証明書: 同梱の Caddy が Let's Encrypt の証明書を自動で取得し、更新します。手作業は要りません。
- 作成直後: 安全のため、n8n は停止した状態で作られます。SSHで接続して起動し、ブラウザで管理者アカウントを作ります。
- 通信の許可: セキュリティグループで 80番(必須)と 443番(推奨)のポートを許可します。
シンVPS: サブドメインの準備が要る
- ドメイン: ドメインの準備が必要です。ルートドメインでは使えないため、「n8n.example.com」のようなサブドメインを用意します。
- プラン: 2GB プラン以上で利用できます。
- 通信の許可: パケットフィルターの設定が必要です。
ABLENET VPS: セットアップ用のコマンドで入れる
- 入れ方: 管理画面で n8n 用の起動イメージを選んでサーバーを初期化し、SSHで接続してセットアップ用のコマンドを実行します。
- ドメイン: 割り当てられるホスト名か、独自ドメインを使います。SSL証明書は Let's Encrypt です。
- 推奨プラン: 公式の手順ページは L3(メモリ 8GB) を推奨プランとしています。
- 導入後: インターネットに公開された状態で入ります。導入後すぐに、認証とパスワードを設定する必要があります。
- 試用: 10日間の無料お試しがあります。
KAGOYA・さくらのVPS: テンプレートは確認できず
この2社では、n8n のテンプレートを確認できていません。料金を優先して選ぶ場合は、Docker を自分で入れて、開発元の手順で導入することになります。
始める前に知っておくこと
- メモリは使い方で変わる: 何もしていないときは約 100MB でも、大量のデータを扱うワークフローでは大きく増えます。迷ったら推奨の 4GB を選びます。
- アップデート前にバックアップ: ConoHa のドキュメントは、アップデートの前に必ずデータをバックアップするよう案内しています。
- ライセンス: n8n は「Sustainable Use License」で提供されています。事業で使う場合は、条件を開発元のページで確認してください。
クラウド版とセルフホストの違い
n8n のクラウド版は、月ごとのワークフロー実行回数で料金が決まります。
| クラウド版のプラン | 月額(年払い) | ワークフロー実行 |
|---|---|---|
| Starter | 20ユーロ | 月 2,500 回 |
| Pro | 50ユーロ | 月 10,000 回 |
クラウド版の内容は、2026年10月6日に n8n の料金ページで確認したものです。セルフホストでかかるのはVPS代で、アップデートとバックアップは自分で行います。
よくある質問
- n8n はメモリ何GBのVPSで動きますか?
- ConoHa VPS のテンプレートは最小 2GB、推奨 4GB 以上としています。シンVPS のアプリイメージも 2GB プラン以上が条件です。
- n8n のメモリ使用量はどのくらいですか?
- ConoHa のドキュメントによると、何もしていないときは約 100MB ですが、ワークフローの複雑さと扱うデータの量で大きく変わります。大量のデータを処理するなら、推奨の 4GB 以上が目安です。
- n8n を動かすのに独自ドメインは必要ですか?
- 事業者によります。ConoHa VPS のテンプレートは、最初に割り当てられるホスト名でHTTPS通信ができます。シンVPS のアプリイメージはドメインが必要で、ルートドメインは使えず、サブドメインを用意する必要があります。
- SSL証明書の更新は自分で行う必要がありますか?
- ConoHa VPS のテンプレートでは不要です。同梱の Caddy が Let's Encrypt の証明書を自動で取得し、自動で更新します。
- クラウド版とセルフホストはどう違いますか?
- クラウド版は月ごとのワークフロー実行回数で料金が決まります。スタータープランは年払いで月20ユーロ、実行回数は月 2,500 回です。セルフホストはVPS代がかかり、アップデートとバックアップは自分で行います。
このページについて
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